N.O.

今の部屋に引っ越してちょうど半年が経ちました。
3日前、ようやくカーテンを買いました。

アラフォーを迎えると、「めんどくさい」がすべての行動につきまとってくるんですよね。
カーテン、そりゃあったほうがいいに決まってはいるんですけど、引っ越した新居は1階で、窓がすりガラスになっているので外から見えることはないし、夜勤とかない仕事なので朝明るくなって目が覚めて問題はないし、そのままになっていました。
手が届かないカーテンレールから床までの寸法測るのめんどくさいなーと思って過ごしていたら、あっという間に半年が経ってしまいました。
部屋の西に窓がついているので、暑い季節が来る前にカーテン買わないとまずいなーと思って、重い腰を上げた次第です。

そうそう、我が家には脚立もないんですよね。買いに行くのめんどくさくて。
どうなんですか脚立。ホームセンターとかから手で持って帰るには重さ・大きさともにちょっとハードル高くないですか。
手が届かない場所に手を伸ばさなければならないときには、今は大きめの風呂場の椅子を使っています。
カーテンレールから床までの寸法測るときにも風呂場の椅子が活躍しました。

去年の12月、冬の賞与をはたいてPS4一式を買いました。2020年11月に発売されたPS5争奪戦が2021年の3月でもまだ続く中、恥ずかしげもなく堂々とPS4を買えるのもアラフォーの面倒力です。
PS4を買って、ゲームセンターのゲームの移植作の「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブーストON」を買って、ちょこちょこやっています。
元がゲームセンターの対戦ゲームなので、1試合2〜3分で終わるんですよね。これくらいの手軽さがないとゲームもできなくなってしまいました。
スマホパズドラ白猫プロジェクト、モンストあたりも30歳過ぎくらいの時分に一通りやったんですが、ログインボーナスがどうとか、曜日ごとのアレがどうとか、面倒になって全部やめちゃいました。

仕事が少し楽になったので、ちょっとくらいはPS4で別のゲームもやりたいなあと思って、今は家の近くの中古屋で安くで売っていた「FINAL FANTASY XV」をやっています。
ですが、ここでも圧倒的なめんどくさいの壁に阻まれています。ゲームも後半に入って、かなりだだっ広い街が2つ出てきたのですが、フルポリゴン(この言葉ももう死語ですか?)の広い街、道に迷い倒してめんどくさい。
「綺麗なグラフィックの街を迷いながらうろうろするだけで楽しい」は、YUIが「CHE.R.RY」で「好きな人からのメールはちょっと待ってから返したほうがいいらしいけど、好きだからそんなかけひきできない」と歌っていたみたいな、若い人の特権だということを思い知らされました。地図見ながら道に迷うの、赤坂見附駅の乗り換えくらいでもうたくさんです。
そもそも「XV」(15)を英語でなんて言うか考えるの、ちょっとめんどくさくないですか? 1〜12まではそれぞれ別の顔があって、21からは「20+1」みたいな足し算になるけど、13〜19は単純な足し算じゃないけど、それぞれ別の顔を持っているわけでもないじゃないですか。

さいわい、「人と会う」とか「外に出かける」といったことを面倒に思ったことはまだないというかむしろ楽しみにしていますし、「風呂に入る」「顔を洗う」「歯を磨く」「コーヒーをいれる」あたりも大丈夫なので、これから自分の中のめんどくさいを飼いならしていきたいと思います。